Biography

繊細な表現力、多彩な音に対するこだわりは、最初の一音を聞いた瞬間から私の心を突き動かした …

マリア・ティーポ

山口県宇部市生まれ。5歳よりピアノを始める。宇部高校卒業後、単身渡伊。
国立G.レッティミ音楽院入学、2006年満場一致の最高点にてディプロマを取得。
その後フィレンツェ・フィエーゾレ音楽院にて、イタリアの名ピアニスト マリア・ティーポ女史のもとで研鑽を積む。
2011年シエナ・キジアーナ音楽院夏期マスタークラスにて、アレクサンダー・ロンクイッヒのクラスへ特別奨学金を得て参加。
2012年ドイツリート伴奏法を学ぶため、ドイツ・ミュンヘン国立音楽・演劇大学大学院リート伴奏科へ入学。2014年最高点にて修了。
ルチアーノ・ガンテ国際ピアノコンクール第3位及び特別賞、マッサローザ・ピアノコンクール第2位(第1位なし)入賞。
ディーノ・チャーニ音楽祭、フェスティバル・デッレ・ナッツィオーニ、 コルサニコ・フェスティバル、サグラ・ムジカーレ・マラテスティアーナ、フェラーラ国立歌劇場、ヴェローナ国立歌劇場等ヨーロッパ各地の数々の音楽祭や主要なホールにて演奏を行う。

2009年から2012年までフィレンツェ・フィエーゾレ音楽院にて伴奏員を務めた後、現在アウグスブルク大学レオポルド・モーツァルト・センター サクソフォン科ピアノ伴奏非常勤講師。声楽・器楽問わず幅広いレパートリーを持ち、ミュンヘン国際音楽コンクール等へ出場する学生のピアノ伴奏パートナーとしても高い評価を得ている。

これまでにピアノを三隅香織、兼重直文、エンリコ・メイヤー、カルロ・パーリ、リッカルド・リサリーティ、ピエトロ・デ・マリア、モチェオ久美、山根浩志各氏に、室内楽をブルーノ・カニーノ、トリオ・ディ・パルマに師事。またドイツリート伴奏法をヘルムート・ドイチュ、ドナルド・ズルツェン、ルーディ・シュプリング各氏に師事。