西村優
ピアニスト
ピアニスト
...” 繊細な表現力、多彩な音に対するこだわりは、最初の一音を聞いた瞬間から私の心を突き動かした ”...
- マリア・ティーポ
山口県宇部市生まれ。5歳よりピアノを始める。2003年宇部高校卒業後、単身渡伊。
国立G.レッティミ音楽院入学、2006年満場一致の最高点にてディプロマを取得と同時にL.ベッリーニ奨学金を授与される。
その後フィレンツェ・フィエーゾレ音楽院へ進学、イタリアの名ピアニスト マリア・ティーポ女史のもとで研鑽を積む。
2011年シエナ・キジアーナ音楽院夏期マスタークラスにて、アレクサンダー・ロンクイッヒのクラスへ特別奨学金を得て参加。
2012年ドイツリート伴奏法を学ぶため、ドイツ・ミュンヘン国立音楽・演劇大学大学院リート伴奏科へ入学、ヘルムート・ドイチュ、ドナルド・ズルツェン、ルーディ・シュプリング各氏に師事。2014年最高点にて修了。
ルチアーノ・ガンテ国際ピアノコンクール第3位及び特別賞、マッサローザ・ピアノコンクール第2位(第1位なし)優勝、グランプレミオ・チッタ・ディ・チベンナ優勝など、数々のコンクールへ入賞。
ディーノ・チャーニ音楽祭、フェスティバル・デッレ・ナッツィオーニ、 コルサニコ・フェスティバル、サグラ・ムジカーレ・マラテスティアーナ、フェラーラ国立歌劇場、ヴェローナ国立歌劇場、ザルツブルグ・モーツァルテウム、ミュンヘン・ガスタイク等ヨーロッパ各地の数々の音楽祭や主要なホールににて演奏を行う。
これまでにピアノを三隅香織、兼重直文、エンリコ・メイヤー、カルロ・パーリ、リッカルド・リサリーティ、ピエトロ・デ・マリア、モチェオ久美、山根浩志各氏に、室内楽をブルーノ・カニーノ、トリオ・ディ・パルマに師事。
その他ジェフリー・スワン、アルド・チッコリーニ、エリッソ・ヴィルサラーゼ、ジェローム・ローズ、アンナ・マリコヴァ各氏のマスタークラスを受講。
2012年までフィレンツェ・フィエーゾレ音楽院公式伴奏員として、パオロ・グラツィア、ロレンツァ・ボッラーニ、ルカ・フランツェッティ、トーマス・インデアミューレ各氏のクラスの伴奏を受け持つ。また、数々の国際コンクールやマスタークラスにて伴奏者として高い評価を得ている。
現在ミュンヘン在住。
ドイツと日本を行き来しながらソロ、室内楽、歌曲伴奏者として活発な演奏活動を続ける傍ら、後進の指導にも熱心に取り組んでいる。
2015年より、ミュンヘン音楽・演劇大学卒業生を中心に結成された小編成オペラアンサンブル「オペラ・モーメント」伴奏ピアニスト。